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ラスとリスの記憶
コーエーのオンラインゲーム「大航海時代」のプレイ日誌です。たまにリアルネタ?みたいなのも あったりします。
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ある青年の日常
「おはようございます、先生」

私の日常は朝のこの挨拶から始まる。

今日も、いつもと変わらない。

先生の家で学問を学び、たまに書庫に調べ物に行く。

こんな風に何事もなく過ぎ去っていくんだろう。

そう思っていた。


ここはアムステルダム。

ネーデルランドの首都に当たる。

先ほど、「先生」と呼んだのは私の師匠であるメルカトール先生だ。

先生はアムステルダムでは勿論、その名はヨーロッパに
知れ渡るほどの地理学者で、弟子入りを志願する人も
いるほどだ。

本来私のような無知な者が師事してもらえる相手ではない。

実はこれには事情がある。

私には幼少期の記憶がない。

一番最後にある記憶はある雨の日に気づいたら
メルカトール先生の家の前に立っていた・・・

これしかないのだ。

先生は大層驚いたものだが、事情を話すと
自分のところで雑用をこなしつつ勉強し、実力がついたら
自分探しの旅に出るのはどうだろうか?
と提案された。

私はこの申し出にとても驚いたが、行く当てもなく
せっかくの申し出なのでありがたく受けることにした。




さて、私の身の上話はそろそろいいだろう。

朝の挨拶を済ませ、今日も私は調べ物があるので
書庫に向かおうとした。


すると、酒場のヨハンナから言伝があるという。

ヨハンナはこの街の酒場の看板娘だ。

言葉遣いは多少ぶっきらぼうだが、本当は心の優しい女性である。

私も身の上話をすると、とても驚き、親身になって

いろいろ世話をしてくれるようになり、簡単な仕事も

斡旋してくれるようになった。

書庫での調べ物を済ませ、大方いつもと同じで仕事の斡旋だろう

と軽い気持ちで酒場に向かった。




酒場に入り、マスターに挨拶する。

用向きを伝えると、酒場の奥のテーブルを指し示した。

そこでヨハンナと誰かが口論しているようだ。

多少疑問に思ったが、テーブルに向かってみる。

「だから、そんな条件のやつなんていないって言ってるだろう?」

ヨハンナの呆れたような声が聞こえる。

「こんにちは、どうしたの?」

「ああ、アンタか・・・あ」

ヨハンナは僕に軽く挨拶をすると、何やら少し考え出した。

「兄さん、こいつはどうだい?海の経験はないけど、
兄さんの出した条件に一番近いと思うよ?」

いきなり何を言い出すのだろうか私にはまったくわからない。

「ちょw経験0ですかww」

ヨハンナと話している人は何やら奇声を上げながらも、
私に興味を示したようだ。

「えっと、じゃあ情報もらえるかな?
・・・うーん博物学者かあ・・・地理は覚えるから
いいとして・・・お、言語は得意みたいだね・・・
おお!!縫製も出来ちゃったりするの!?」

なにやら目をきらきらさせて質問するこの人。

「はあ・・・まあ、補助くらいしか出来ませんが・・・」

「よし!決めた!!彼にするよ。」

え、どういうこと?
ていうかそろそろ事情を説明してください・・・

「ああ、アンタには話してなかったか、この人副官を探してる
らしくてね。その条件がとんでもないんでこっちも困ってた
ところだったのさ」

「・・・私は厄介事を押し付けられたのかな?」

「いやー、本当に助かったよ。ありがとう。」

・・・そういう邪気のない顔で言われると何も言い返せない
じゃないですか。

「というか、航海に出るのでは先生になんと言えばいいやら・・・」

「その必要はないよ」

振り向くとさっきの人が、ていうか今までどこへ?

「先生には俺から伝えておいたから。『奴には実践が足りないからよろしく頼む』だそうだw」

こうして、私はこの男の副官として航海に出ることになった。





とりあえず、当面の目標として、地理の仕事をこなすらしい。

依頼内容は『その文字が示すもの』。

まず、リスボンで情報を集めるという。









20060530192935.jpg








20060530193010.jpg




リスボンでは二つの情報を集めることが出来た。

どうやら次の目的地はカーボヴェルデのようだ。

あのあたりは海賊が多いが大丈夫だろうか・・・

ところで、私は航海などしたことがないし、船になど
勿論乗ったことがないはずである。

それでも、やっていけているのは今までの
知識の蓄積の成果の賜物であると思っている。

それに比べて、私を雇ったこの船の船長・・・

なんというかいまいち頼りがいがないというか・・・

本当にこんな船長で大丈夫なのだろうか?


そうこうしてるうちに船はカーボヴェルデに着いた。





20060530193633.jpg








20060530193714.jpg









カーボヴェルデで情報を集め、目的地の視認場所が判明した。

どうやらそう遠くない場所であるようだ。

一通りの準備をして、向かうことにする。

「・・・なあ、何を怒っているんだ?」

船長が話しかけてきた。

「もしかして、俺のことが嫌いとか?」

どうやら察しはいいらしい。

私は別に怒ってなどいないが、確かにいい気分はしていない。

なんというか・・・あまり頼りないこの船長に不信感を抱いていた。

「わかった。」


彼はそう言うと、驚くべき言葉を続けた。

「お前は俺のことを信用していないんだな・・・
では、今回の調査対象の発見方法はお前に任せる。
もし、うまくいったら船長の座は譲ってやるよ。」

また何を言い出すのだろうかこの人は。

そうは言っても、初めての発見物。
自分の手ですべてをこなすことが出来るという
その誘惑には勝てなかった。

船長の座には興味がないが、やってみることにした。


目的地付近まで来た。今のところ順調だ。
あとは地形や座標などをしっかり視認して
報告書にまとめれば依頼は終わりだ。

その時である。

やはり、発見物に集中していてまわりに注意が向いて
いなかったからであろう。

気がつくと、四方八方に海賊船が近づいてくるのが見える。

まずい!

今戦ったら沈むことはないだろうが双方被害は
甚大なものになってしまう。

おまけに、実践の視認というものは難しい。
私は今まで知識を本に頼ってきたので、
本と見比べて書き込んでいると思ったより時間がかかってしまう。

そうこうしてるうちに、海賊船との距離は詰まってきている。

船内でも想定外の緊急戦闘準備のため船員が混乱している。

「貸せ!」

すると、今までじっと事の成り行きを見ていた船長が
私の望遠鏡と書類をひったくり、ものすごい勢いで記録していく。

すごい・・・

普段の船長からは想像もできないスピードで記録を済ますと、
こう叫んだ。

「全船員に告ぐ!仕事は終わった!全速力でこの海域から
離脱する!」





20060530205822.jpg







私はリスボンの高台で一人佇んでいた。

苦悩していたのだ。

今回は船長の機転でどうにかなったが、
下手をすると船員に被害が出る可能性が高かった。

しかも私のせいで・・・

「ここにいたのか」

振り向くと彼がいた。

「大方、自分の無力さにへこんでるってとこかな?」

いつもの調子でそう述べる。

しかし、急に真面目な顔をすると

「なあ、確かに君はミスをしたのは間違いないと思う。
だがな、それは誰だってそうだ。今回だって俺の方が
たまたま場数を踏んでいたからうまく立ち回れただけさ。」


・・・なぐさめてくれているのだろうか?

「ていうかお前すごいよなあ;;海に出るの初めてなのに
ほとんど戸惑ってなかったろう?
俺なんて今でも慌てることあるのに・・・」


一見頼りないと思われている船長がなぜ船長であるのか
わかった気がした。

それから彼とはいろいろな話をした。

私が記憶喪失だという話もしたし、
彼のほうもなんと今回の依頼を3ヶ月も放置していたことを
話してくれた。

「なんていうのかな、ちょっと海から離れてみたくなってね。」

3ヶ月も放置したのに根気よく待った依頼人は
すごいなあと思ったが、その辺は腕利きの測量士なので
彼は忙しいのだ・・・ととってつけたような理由で
ごまかしたらしい。

やれやれ、やはり船長は船長か。

「ところで・・・」

船長は言った。

「そろそろお前の名前教えてくれないか?」

「・・・知らなかったのか?」

「ああ、半ば強引に連れて来ちゃったしなあ・・・
まあ、いいだろう。細かいことは気にするなw」

まったく・・・

「そういえば私もあなたの名前を知らない。」

「ちょw雇い主の名前くらい知っておけよww」

「まあ、いいだろう。細かいことは気にするな」

そういうと、二人でにやりと笑った。

「こいつwまあ、いいか。俺の名前はラスファルだ。
これからよろしくな。」

「こちらこそよろしく、ラスファル船長。

私の名前は・・・」








20060530211854.jpg




「私の名前はセサイア・ラストリス。セサイアと呼んでくれ。
これからもよろしく。」





























「ところでセサイア」

「なんですか船長?」

「お前がさっきから書いてるのは何だ?」

「ああ、航海日誌です。ちょっとつけてみようかと。」

「おお、そうか。俺も一言書きたいんだがいいか?」

「?はい、いいですよ。」























ということで復帰しましたw


これからもよろしくお願いします。


(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ















「船長、何書いたんですか?」

「秘密だ。それと長くなってゴメンとつけたしておいてくれ。」

「わかりました。」



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コメント
この記事へのコメント
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!
復帰おめっと~ヽ(´ー`)ノ





そして、全然気が付いてなくてゴメンorz
2006/05/31(水) 11:07:59 | URL | ron #JalddpaA[ 編集]
ありがと~
気がつかなかったのは仕方ないよ~

まあ、名匠ペリエ14門3基で

手を打とうじゃないかw(あれ?w
2006/05/31(水) 16:42:39 | URL | ラスファル #-[ 編集]
ラスさんってば文才!w

いや、マジめなハナシ^^

一気に読みきったよー、また頼むねーw
2006/05/31(水) 21:02:18 | URL | シルフィード #nBkvOD1k[ 編集]
<シルさん

頭の中で副官雇用シュミレーションしたら

こんなんできただけですw

本当にすごい人は同じクオリティのもの
を持続して作れますしね。

なので僕のなんてまだまだですよ~


文才?(´ー`)チラネーヨ

2006/06/06(火) 15:50:00 | URL | ラスファル #-[ 編集]
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